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引っ越し作業が楽になる便利グッズ!ホームセンターや100均で買えるアイテムを紹介

  • kozaiy
  • 1月7日
  • 読了時間: 11分

【目次】


引っ越しで時間や手間がかかってしまうのが、荷造りや新居での荷解きです。

引っ越しの手続きなどもあり、なかなか作業が進まず引っ越し当日までに間に合わないこともあるでしょう。


そこで、本記事では引っ越し時にあると便利なアイテムをご紹介します。

100円ショップやホームセンターなどで手軽に手に入る物が多く、効率良く作業が進められますよ。

荷造りの手順についても詳しく説明していきますので、この記事を参考に、スムーズな引っ越しを目指しましょう。


引っ越しの荷造りを進める順番

引っ越しで大掛かりな作業といえば荷造りで、何から始めて良いか分からない方も多いのではないでしょうか。

荷造りがスムーズに進められるように、作業手順を把握しておきましょう。


  1. 家の中をグループ分けする

  2. 不用品の処分

  3. 使用頻度の低いものから梱包する

  4. 家具や家電の引っ越し準備をする

  5. 引っ越し当日まで使用するものを梱包する


順番に説明していきます。


①家の中をグループ分けする

梱包作業を始める前に、リビング、キッチン、寝室、などのように、家の中をグループ分けして、グループごとに取り掛かるのがおすすめです。

引っ越し前に使う必要のない荷物が多くあるグループから作業を進めていきます。

荷物が少ないエリアは、位置関係や使用頻度を考慮しながら少ないもの同士を1つにまとめると良いでしょう。


②不用品の処分

新居が不要な物で溢れてしまわないように、引っ越しの機会に断捨離を行うケースも多いです。

いるものといらなないものを選別するのには時間がかかるため、断捨離を行う場合は余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。

不用品を処分する方法としては以下があります。


  • ごみの日に家庭ごみとして出す 

  • 不用品回収業者に依頼する

  • 引っ越し会社に処分を依頼する

  • フリマアプリ等に出品して売る

  • 買取専門店に売る

  • 必要としている人に譲る


処分にはお金がかかってしまう場合もあるため、不要なものを売却できる買取専門店やフリマアプリなどを利用するのがおすすめです。


③使用頻度の低いものから梱包する

まずは、本や思い出の品、シーズンオフの服やグッズなど、引っ越し後まで使う予定のないものから先に梱包していきます。

押入れやクローゼットなどの収納スペースの梱包も早めに取り掛かれば、その空きスペースに詰め終わった段ボールなどを収納することができるので便利です。

長く使わなかった衣類などは断捨離の対象にもなるため、チェックしておきましょう。


④家具や家電の引っ越し準備をする

引っ越し日が近づいてきたら、普段使いしている家具や家電の引っ越し準備を進めます。

特に冷蔵庫は、3日くらい前には庫内の食品を使い切るように献立を考えておきましょう。

食品が残りそうなら、クーラーボックスなどを用意しておくと安心です。

引っ越しの前日には水抜きや霜取りを行い、中の汚れを丁寧に掃除するのがおすすめです。


⑤引っ越し当日まで使用するものを梱包する

最後に、引っ越し当日まで使用するものを梱包すれば作業が完了です。

直前まで使用するものに関しては、段ボールに封をしないままにしておきましょう。

また、引っ越し後にすぐ使うものに関しては、それらをまとめて梱包しておくと分かりやすく、すぐに取り出せるので便利です。


100均でも購入可能!引っ越し前にあると便利なグッズ

引っ越しを控えている方は、様々なアイテムを用意しておくと効率良く作業を進めるのに役立ちます。

引っ越し前に用意しておくと便利なグッズはこちらです。


  • 収納カゴ、収納ボックス

  • 段ボール

  • テープ類

  • 梱包ひも

  • サインペン

  • 緩衝材

  • ジッパー付き袋

  • 工具セット

  • 布団圧縮袋

  • 掃除用具

  • ドアストッパー


多くが100円ショップやホームセンター、ネット通販などで比較的安価に簡単に手に入るものです。

それぞれ詳しく説明していきますので、必要なものがあれば荷造りを始める前に準備しておきましょう。


収納カゴ、収納ボックス

引っ越しの荷造りで、収納カゴや収納ボックスにものを綺麗に詰めてから段ボールに入れておくと、荷解きのときにそのままカゴを新居に収納するだけで良いので、時間短縮になります。

引っ越し先での整理整頓が面倒だという方は、荷造りの段階で行っておけば二度手間とならないためおすすめです。

収納カゴを選ぶ際は、新居で使うことをイメージした色・形状を選びましょう。


段ボール

引っ越しで最も欠かせないアイテムといえば段ボールですが、単身者の場合は10個前後、四人家族の場合は30〜50個程度と、それぞれ必要な量を準備する必要があります。

また、段ボールといっても様々な種類があり、荷造りで便利なものは以下のタイプです。


  • 手持ち付き段ボール

  • 記入欄付き段ボール

  • ハンガーボックス(衣類用段ボール)


段ボールはスーパーやホームセンターなどで無料で手に入れられるほか、引っ越し会社から無料で提供される場合もあります。

引っ越し会社からもらえる段ボールは頑丈で、上記のタイプが用意されている可能性が高いので、確認してみましょう。


段ボールのサイズ

引っ越し会社から提供されるダンボールのサイズは、大きく分けて以下の3サイズです。


  • Sサイズ・・・(3辺合計100cm以内)

  • Mサイズ・・・(3辺合計120cm以内)

  • Lサイズ・・・(3辺合計140cm以内)


荷物の大きさや重量によって段ボールを選ぶと、荷物の持ち運びが楽になります。

書籍や食器など重いものを梱包するときはSサイズ、衣類やタオルなど軽いものを梱包するときはMサイズ以上の段ボールを使いましょう。


テープ類

引っ越しで使われる主なテープ類は下記の通りです。


  • ガムテープ

  • 布テープ

  • 養生テープ

  • OPPテープ


それぞれ特徴が異なるため、梱包する荷物の種類や重さなどによって使い分けるのがおすすめです。

ガムテープ

・紙製のテープ 


・安価で購入できる


・手で簡単に切れる


・重ねて貼るのには向かない


・軽量な荷物の梱包に適している

布テープ

・布製のテープ


・紙製よりも比較的高価


・粘着力がある


・手で簡単に切れる


・重ね貼りに向いている


・重さのある荷物の梱包に適している

養生テープ

・粘着力が弱い


・目印として使うなどすぐ剥がしたいときに使える


・段ボールの梱包には向かない


・家具を固定するのに役立つ

OPPテープ

・ポリプロピレン製のテープ


・透明性が高く下に書いた文字を隠さない


・手で切るのは難しい

テープ類は100円ショップなどで安価に手に入りますが、強度が弱い可能性もあるので注意しましょう。


梱包ひも

かさばりやすい書類や、組み立て家具のパーツ、使わなかった段ボールなどをまとめるのに便利なのが梱包ひもです。

荷物をまとめるだけでなく、ひもを持ち手の代わりに使えば運びやすくなります。

また、本など重い荷物を入れた段ボールを補強する場合にも役立つので、引っ越しの際は用意しておきましょう。


サインペン

引っ越しで梱包したダンボールの上部や側面にメモ書きするときに役立つのがサインペンです。

ボールペンでは見づらいため、ペン先が太いものと細いものがある油性マジックペンがあると良いでしょう。

ダンボールには、以下の情報を書いておきます。


  • 入っているもの(ジャンル)

  • 新居に運ぶ場所

  • 注意書き(割れ物注意など)


緩衝材

食器類や精密機器など、壊れやすいものを梱包する際に必須となるのが、衝撃を吸収する能力が高い緩衝材です。

梱包するだけでなく、段ボールの隙間を埋める目的でも利用し、新聞紙など家庭にあるもので代用できます。

緩衝材は基本的に引っ越しのときでしか使わない消耗品です。

引っ越し会社からもらえない場合は自分で用意しなければならないので、覚えておきましょう。


ジッパー付き袋

100円ショップなどで簡単に手に入るジッパー付き袋は、引っ越しの際にも重宝します。

濡らしたくないものや汚したくないものをジッパー付き袋に入れておけば、濡れたり汚れたりする心配がないので便利です。

また、小さめな雑貨やアクセサリーなどを入れるのにも役立ちます。


工具セット

カラーボックスやベビーベッドなど、組み立て式の家具を解体する際にドライバーや工具セットがあると便利です。

すぐに新居で使う場合は無理に解体する必要はありませんが、自分で運ぶ場合など、少しでも荷物をコンパクトにしたいときや、新居で使うか不明確なときは解体しておくと良いでしょう。


組み立てるときなど、引っ越し後も工具セットが必要になることが多いので、運搬する際は分かりやすく取り出しやすい場所に入れておくのがおすすめです。

また、解体や組み立てするものがたくさんある場合は、電動ドライバーを用意しておくと、作業スピードが格段に速くなります。


布団圧縮袋

ベッドではなく、布団を使用しているご家庭は、布団圧縮袋があると良いでしょう。

布団はかさばるうえに、運搬にも時間がかかってしまいますが、布団圧縮袋に入れておけば、まとめて運び出せますし、トラックのスペースの邪魔にならなくなります。

布団圧縮袋は使わない布団を保管するときにも役立つので、引っ越しの機会に用意しておくのがおすすめです。


掃除用具

引っ越しするときに、退去者は元の部屋を原状回復させる義務があり、可能な限り綺麗な状態で返さないと、大家さんや管理会社から高額な原状回復費用を請求される場合があります。

そのため、清掃用の道具を用意しておき、引っ越しの際に普段掃除をしていなかった場所も含めて、綺麗にしながら作業を進めていきましょう。

新居にものを運び入れる前に掃除が必要なケースも多いため、搬入時にも準備しておくのがおすすめです。

ドアストッパー

ドアストッパーは必須ではありませんが、扉を開けっぱなしにできない構造の部屋や玄関の場合にあると非常に便利なアイテムです。

引っ越し当日は家の出入りや部屋から部屋への移動が頻繁に行われるため、何度も開け閉めしなければならないとなると、手間がかかります。

このようなときにドアストッパーがあると、荷物の運搬がスムーズになり、時間短縮となるでしょう。


引っ越し後の荷解きであると便利なグッズ

引っ越し後に役立つアイテムはこちらです。


  • 段ボールカッター

  • チェアソックス

  • 傷防止テープ

  • 耐震マット


それぞれ詳しく見ていきましょう。


段ボールカッター

荷物の開封や段ボールの解体に役立つのが段ボールカッターです。

ハサミや普通のカッターでも同様の作業はできますが、段ボールカッターは刃先に厚みがあり、丈夫で切りやすいので、作業効率が格段にアップします。

段ボールカッターは様々な形状の物があるため、持ちやすいもの、子どもでも扱いやすいものなど、状況に応じて選びましょう。


チェアソックス

チェアソックスは、装着するだけで防音・傷防止になる保護カバーです。

椅子の足だけではなく、テーブルの脚やソファの脚、ベッドの脚をカバーするものとしても活用できます。

新居に家具を搬入する際は床を傷付けてしまわないように装着しておくと安心です。


傷防止テープ

せっかく引っ越しした新居では、できるだけ綺麗に住み続けたいですよね。

新居に荷物を運び入れて荷解きをする前に、傷防止テープを使って柱や壁、窓の縁などを養生し、荷物がぶつかって傷がつくのを防ぎましょう。

個人での引っ越しの場合、「荷物が少ないから」と養生を省いてしまうケースが多いですが、家財が壁などに当たってしまえば、賃貸の場合、退去費用が高額になってしまう可能性があるため、傷防止テープを使って養生しておくのがおすすめです。


耐震マット

日本は地震が起こりやすいため、新居での地震対策として、食器棚や本棚などの下に粘着性のある耐震マットを敷いておくと安心です。

マットが地震の振動や衝撃を吸収してくれ、家具が転倒するのを防いでくれます。

インテリアの邪魔にならない色を選ぶと良いでしょう。

耐震マットは大きな家具を設置する前に敷く必要があるため、あらかじめ設置する場所はチェックしておくようにしてください。


便利グッズでスムーズな引っ越しをしよう

便利なアイテムを活用すると、引っ越しの作業が楽になり、作業時間の短縮にもつながります。

今回ご紹介したアイテムの多くは消耗品で、比較的安く手に入れることができますが、「引っ越しが終わったら使わないから」と思って準備を疎かにしてしまうと、作業がなかなか進まず、後悔するかもしれません。

ですから、引っ越しが決まったら、何が必要かをよく考え、あらかじめ用意しておきましょう。

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