遺品を捨てると運気は上がる?遺品の捨てるポイントから注意点を紹介
- kozaiy
- 1月7日
- 読了時間: 12分

【目次】
遺品を捨てると運気はどうなるのか知りたいと悩んでいませんか?
この記事では「遺品を捨てると運気は上がる?」について紹介します。
他にも「運気を上げる遺品を捨てるポイント」や「遺品を捨てる際の注意点」についても解説していきます。
ぜひこの記事を参考にして、遺品を捨てると運気がどうなるのか理解を深めてみてください。
遺品を捨てると運気は上がる?

遺品を捨てると運気が上がるかどうかについて、一概に遺品を捨てると運気が上がるとはいえません。
具体的に、遺品を捨てると運気が上がるかどうかは、以下の考え方によって異なります。
風水の考え方
スピリチュアルの考え方
日本独自の考え方
それぞれの考え方について解説していきます。
風水の考え方
風水の考え方では、古い物を長く使うことは推奨されていないので、遺品を捨てると運気が上がるとされています。
遺品には故人のエネルギーが宿っていると考えられており、遺品を使用してしまうと、家の中のエネルギーバランスが乱れ、運気が低下することがあると言われています。
特に、故人が長く使っていた物には「陰の気」が強く宿っているとされ、遺品を使用することで健康に悪影響を及ぼすリスクがあるとされています。
このように、風水を重視する場合には、思い入れがある遺品以外は処分することをおすすめします。
スピリチュアルの考え方
スピリチュアルの考え方では、遺品は故人の魂や思いが残るものと考えられており、故人によって運気が異なるとされています。
具体的に、遺品には故人の生前の思いや「気」が宿るとされており、故人の遺品を受け継ぎ使い続けることは、その思いを引き継ぐことにつながります。
遺品を見ることで悲しみや不快感を感じる場合、それは「気」が低下していると解釈されます。
しかし、遺品を身に着けることでポジティブな気持ちになったり、故人が守ってくれるように感じる場合には、運気が上がると考えられています。
また、遺品には故人の波動が残っており、これを保持することでその波動を引き継ぐことができるという考えもあります。
日本独自の考え方
日本独自の考え方では、遺品を引き継ぎ使用することは、故人を偲び、その思いを受け継ぐ意味があるとされているので、運気が上がると考えられています。
実際に、古くから物を大切に使う価値観や精神から生まれた「八百万(やおよろず)の神」という万物に魂が宿るという宗教観が存在しているのも事実です。
例えば、衣類や宝飾品を遺族や親族で分ける「形見分け」なども魂を継承しつつ故人を供養する方法として挙げられます。
そのため、日本の宗教観においては、遺品を引き継ぐ行為には非常にポジティブな意味が込められています。
運気を上げる遺品の捨てるポイント

運気を上げる遺品の捨てるポイントについては、以下があります。
供養をする
お香を焚く
遺品を清める
それぞれのポイントについて解説していきます。
供養をする
遺品を処分する際には、供養することで、運気が上がると考えられています。
遺品の供養としては一般的に「お焚き上げ」をおこないます。
遺品を燃やすことで、遺品に宿る魂が煙に乗って天に帰るとされ、供養が成り立ちます。
また、燃やせない遺品については、僧侶による読経と御霊抜きをおこない、その後に代替のお札をお焚き上げすることで供養を完了させることができます。
多くの場合、故人のお墓がある神社やお寺でこの儀式がおこなわれますが、専門の業者によるお焚き上げサービスもあります。
お香を焚く
自宅で遺品を供養する一つの方法として、お香を焚く方法があります。
具体的には、北西の方角で行うのが良いとされており、一本が完全に燃え尽きるまで灯し続けます。
お香が終わったら、部屋を十分に換気して、新鮮な空気を取り入れるようにしましょう。
お香を焚いている間は、遺品に対する感謝の気持ちを心の中で伝えること、さらに運気が上がるとされています。
遺品を清める
遺品を処分する際に清めることで、運気を上げることにつながります。
具体的に、遺品を清める代表的な方法として以下が挙げられます。
天然の粗塩を使う
太陽光を利用する
粗塩には浄化の力があるとされ、古来より使用されてきており、遺品に塩を振りかけたり、塩水で拭いたりすることで清めることができます。
また、太陽光には陰の気を払う効果があり、太陽光に遺品を当てることで清めることが可能です。
しかし、塩や太陽光によって遺品が傷むこともあるため、品物の状態を確認しながらおこなうことが大切です。
遺品を捨てるメリット

遺品を捨てるメリットについては、以下があります。
心の整理ができる
家にスペースができる
健康的になる
収入を得られる可能性がある
それぞれのメリットについて解説していきます。
心の整理ができる
自分で遺品を捨てるメリットとして、心の整理ができることです。
遺品を保管し続けると、故人のことを思い出して、いつまでも気持ちを引きずってしまうので、遺品を捨てることで心の整理を進めることができます。
また、古いものを処分すると、部屋が広くきれいになるのはもちろん、空間が広がることで気持ちがスッキリし、やるべきことに集中できるのは大きなメリットといえます。
家にスペースができる
遺品を捨てることによって、家にスペースができるメリットがあります。
例えば、遺品が捨てられずに物が多い部屋では、普段生活する上でストレスを抱えやすくなり、掃除の際に物を移動させる必要があり、その都度手間がかかってしまいます。
しかし、遺品を捨てることで不要な物を減らして、家事や掃除などスムーズに進むようになります。
さらに、断捨離を通じて判断力や決断力が養われるので、家事をしている際に他のことに気を取られることが少なくなるので、家事の時間が短縮することにもつながります。
健康的になる
遺品を捨てると、健康面にもメリットがあります。
古いものがある状態だと、場所によっては細かなところまで掃除が行き届かなくなります。
実際に、掃除ができない箇所にはほこりが溜まり、ハウスダストやカビなどが増え、健康に悪影響を与えてしまうのも事実です。
一方、遺品などの古いものを捨てることによって、掃除が行き届きやすくなり、ハウスダストなどが溜まるのを防いで、、咳や目の痒みなどの軽減に効果的です。
このように、遺品を捨てることによって、清潔な空間を作り出すことができ、ストレス軽減や質の高い睡眠の促進など、健康につながるさまざまな効果が期待できます。
収入を得られる可能性がある
不要な遺品の中に価値のあるものがあれば、売却することで収入を得られるメリットが挙げられます。
具体的には、不要な遺品をフリマアプリやリサイクルショップで売却することで、収入を得ることができます。
特に、骨董品や美術品、ブランド品などは高値で買い取れる可能性が高いです。
故人が残したものの中には、意外な価値があるものが含まれていることがあるので、専門業者による評価を受けることで、予想以上の収入を得る可能性が高くなります。
遺品で捨ててはいけないもの

遺品で捨ててはいけないものについては、以下があります。
身分証明証
遺言書
通帳・キャッシュカード
印鑑・印鑑登録書
ローン明細
請求書・支払通知書
土地の権利書
それぞれの項目について解説していきます。
身分証明証
遺品整理を行う際には、身分証明書は捨てずに必ず保管しておきましょう。
具体的には、以下のようなものを捨てずに保存するようにしましょう。
マイナンバーカード
健康保険証
障がい者手帳
認印や実印
上記のように、故人の身分証明書は各種手続きに必要になることが多いです。
例えば、故人がサブスクリプションサービスを利用していた場合、解約手続きに運転免許証などが必要となることがあります。
故人が年金受給者だった場合は、年金手帳や年金証書も重要です。
また、死亡届を提出しないと、死後も年金が振り込まれ、その後返還手続きが必要になるため、速やかに対応するようにしましょう。
遺言書
遺品整理の際、絶対に捨ててはいけないものの一つが遺言書です。
遺言書には、故人の遺志や亡くなった後の希望が記されており、家屋や財産の相続に関する指示が明確に書かれており、その重要性は非常に高いです。
遺言書は通常、貴重品が収納されている棚やタンスの中など、安全な場所に保管されていることが多くみられます。
封筒に入ったものや署名のある書類を見つけた場合、必ず確認してから処分を考えるようにしましょう。
また、遺言書が後から見つかると、相続手続きを再度行わなければならなくなる場合があるので、最初に遺言書の有無を確かめることが重要です。
通帳・キャッシュカード
通帳やキャッシュカードは、手続きが面倒になるため捨てずに必ず保管しておきましょう。
故人が亡くなったことが金融機関に伝わると、故人名義の口座は一時的に凍結され、預貯金の引き出しができなくなります。
実際に、相続手続きが完了し、口座の凍結が解除されるには、故人の通帳またはキャッシュカードが必要です。
また、凍結解除には通帳・キャッシュカードの他にも、以下の準備を事前にしておきましょう。
被相続人の生まれてから死亡までの戸籍謄本
遺産分割協議書または相続人全員の同意書
手続きを行う人の実印
金融機関が用意する預金名義書換依頼書や相続届
相続人全員の戸籍謄本
相続人全員の印鑑証明書
上記の書類は取り寄せることができますが、キャッシュカードや通帳は自分で保管しておく必要があるので、見つけたら絶対に捨てずに保存するようにしましょう。
印鑑・印鑑登録書
故人の印鑑や印鑑登録書は、各種手続きで必要になるので、捨てないよう注意が必要です。
最近では、役所の手続きがデジタル化されていますが、それでも印鑑がないと進められない手続きが多くあるのも事実です。
印鑑を紛失してしまうと、再度手続きを行う必要が生じ、時間と手間がかかってしまいます。
具体的に、捨ててはいけない印鑑の種類については、以下があります。
実印
銀行印
認印
訂正印
印鑑は小さく紛失しやすいので、細心の注意を払って確認することをおすすめします。
さらに、故人が会社を持っていた場合は、会社の実印や銀行印も必要となるので、必要な印鑑の保管場所は、生前に共有しておくことをおすすめします。
ローン明細
故人にローンの残債がある場合には、ローン明細は大切に保管しておくことが重要です。
故人の財産は、相続の対象となりますが、ローンや借金といった負債も含まれます。
もしも、負債の額が大きい場合には、「相続放棄」を選ぶことで負債を相続しない選択肢もあります。
しかし、相続放棄をすると他の財産も相続できなくなってしまうので注意が必要です。
また、相続放棄の手続きは、相続開始から3ヶ月以内に行わなければならないので、迅速な意思決定が求められます。
このように、故人がローンを組んでいたかどうか、また残債があるかを確認するためにも、ローンの明細は捨てずに保管し、なるべく早く内容を確認するようにしましょう。
請求書・支払通知書
故人宛ての請求書や支払い通知書を見つけた場合には、捨てずに保管しておくようにしましょう。
例えば、未払い請求書が見つかった場合、その支払いは相続人に引き継がれてしまうので、速やかに対応する必要があります。
また、故人が消費者金融から借金をしていた場合、相続を放棄しない限り、その負債も相続人が引き受けることになります。
中には、会社から一括での支払いを求められることもあるため、書類を発見次第早めに対処することが求められます。
そのため、故人が残した借金やローンの状況を把握する際にも、請求書や支払い通知書があればスムーズに情報を得ることが可能です。
土地の権利書
土地の権利書やローン明細、契約書などの資産を証明する書類は、捨てずに大切に保管しておきましょう。
これらの書類は将来的な手続きや証明に必要となることが多いので、再発行するなどの手間を減らすためにも、しっかりと保管しておくことが大切です。
実際に、土地の権利書を失くしてしまうと、不動産の売却や譲渡の際に大変な手間がかかる可能性があります。
また、権利の証明ができなくなってしまうリスクもあるので、あらかじめ注意が必要です。
遺品を捨てる際の注意点

遺品を捨てる際の注意点については、以下があります。
親族の確認
遺言書の確認
それぞれの注意点について紹介します。
親族の確認
所有者の同意を得ずに勝手に遺品を捨てることは避けるようにしましょう。
親族の確認をせずに遺品を捨ててしまうと、口論や不和の原因になってしまい、親族間の関係に悪影響を与えてしまいます。
実際に、家族間でも物に対する価値観はさまざまで、ある人にとっては物が多いことが安心感につながることもあります。
このように、互いの価値観を尊重し合うことで、より円滑な関係が築くことにもつながります。
遺言書の確認
故人の意向を尊重した遺品整理を行うために、まずは遺言書やエンディングノートの有無を確認することが重要です。
遺品の整理をスムーズに進めるには、故人の遺書に従うことが重要といえます。
遺書には法的拘束力があるので、親族全員がそれに従う必要があり、個々の判断で整理を進めると、親族間でトラブルが発生する可能性があります。
遺書を探す際には、タンスや机の引き出し、書類置き場などを探すと見つかることがありますので、確認を怠らないようにしましょう。
遺品を正しく捨てて運気を上げよう!

今回は、遺品を捨てると運気が上がるかどうかや遺品を捨てるポイントを紹介しました。
遺品を捨てると運気が上がるかどうかについて、一概に遺品を捨てると運気が上がるとはいえません。
また、運気を上げる遺品の捨てるポイントについては、以下があります。
供養をする
お香を焚く
遺品を清める
今回の記事を参考にして、遺品を正しく捨てて運気を上げましょう。


