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遺品整理を自分でおこなう方法とは?整理した遺品の処分方法についても徹底解説

  • kozaiy
  • 1月7日
  • 読了時間: 11分
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【目次】


遺品整理を自分でおこなう方法について知りたいと悩んでいませんか?

この記事では「遺品整理を自分でおこなう方法」について紹介していきます。

他にも「整理した遺品の処分方法」や「遺品整理を自分でおこなう際のトラブル事例」についても解説していきます。

ぜひこの記事を参考にして、遺品整理を自分でおこなう方法について理解を深めてみてください。


遺品整理を自分でおこなう方法

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遺品整理は自分でおこなうことは可能ですが、事前に適切な手順や服装、必要な道具をしっかりと確認しておくことが大切です。

実際に、遺品整理は多くの労力が必要になるので、適当に進めると途中で行き詰まってしまう可能性があります。

具体的に、遺品整理を自分でおこなう方法については、以下があります。


  • スケジュールを決める

  • 親族や相続人に知らせる

  • 遺品整理に必要なものを準備する

  • 遺品の仕分け

  • 不用品の分別・処分

  • 掃除


それぞれの方法について解説していきます。


スケジュールを決める

遺品整理を始める前には、必ず計画を立てることが重要です。

具体的には、完了予定日と各作業のスケジュールを詳細に決めておく必要があります。

無計画に始めると、作業が滞り効率が悪くなるだけでなく、遺品整理がいつまでも終わらなくなってしまうリスクも考えられます。

遺品整理を行う時期は一般的に以下のタイミングが推奨されています。


  • 四十九日後

  • 手続き完了後

  • 葬儀後

  • 相続前


また、個人で遺品整理をすると体力的にも時間的にも負担が大きくなるので、できるだけ短期間で終わらせるための明確なスケジュールを立てるようにしましょう。

さらに、作業が遅れることも考慮して、スケジュールには余裕を持たせることをおすすめします。


親族や相続人に知らせる

トラブルを避けるために、遺品整理を始める前に親族や相続人に知らせるようにしましょう。

具体的に、遺品整理の日時や取り扱い方法、共同で行いたい場合はその旨も含めて連絡します。

必要な道具やスケジュールを事前に共有することで、スムーズに作業を進めることができます。


実際に、遺品整理は単に遺品を処分するだけでなく、家具の解体や取り外し、運搬、清掃など多岐にわたる作業が含まれているので、できるだけ多くの人手を集めて作業を進めるのが理想です。

1人で行う場合は、遺品の処分や形見分けについて相続人と話し合っておかないと、誤って大切なものを処分してしまったり、判断に迷って作業が滞ったりすることがあります。

さらに、貴重品や価値のある品物を誤って処分してしまうと遺産相続の際にトラブルになる可能性があるため、なるべく親族や相続人を含めた複数人で作業することをおすすめします。


遺品整理に必要なものを準備する

遺品整理を始める前に、作業が円滑に進むように必要な物品をあらかじめ揃えておくようにしましょう。

具体的には、以下のような道具を準備しておくと良いでしょう。

項目

内容

ゴミ袋

不要なものやゴミの処分に使用する。

マスク・手袋・スリッパ

ホコリを防いで、怪我の防止にもなる。

工具

家具の分解にはドライバーやペンチ、ハンマーなどが必要。

紐・はさみ

本や書類を束ねるために必要。

台車

遺品を運び出す際に使用する。

掃除道具

遺品整理後に掃除するために、雑巾やホウキなどが必要。

養生材

ビニールシートなどを使用して搬出時の傷を防ぐ。

段ボール・マジックペン

遺品を分類する際に使用する。

段ボールは運びやすいサイズのものを準備し、特に120~160サイズのものを数十枚用意しておくと遺品整理をする際に便利です。

すべての物品を揃える必要はありませんが、必要と思われるものを事前に準備しておくことで、作業中の中断を減らすことができます。


遺品の仕分け

次に、遺品を必要なものと不要なものに分類していきます。

大切な品や資産価値のある品は形見分けとして遺族に分けることができ、買取価値があるかどうかも仕分けの判断基準となります。


具体的に、捨てるべきものと残すべきものについては、以下があります。

項目

内容

捨てるべきもの

衣服・家具・大型家電・小型家電・金属類(価値のないもの)・その他の不用品

残すべきもの

思い出の品(写真、アルバムなど)・通帳・クレジットカード・キャッシュカード・現金・印鑑・有価証券・身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証など)・土地の権利書・健康保険証・年金手帳・契約書類・貴金属・美術品・骨董品・ブランド品・遺言書・鍵・スマートフォン・保険証券・借用書・ローンの明細

上記のように、遺品を分類する際には、残すべきものと捨てるものを明確に分けて、混ざらないように段ボールや別の置き場所で整理するようにしましょう。

また、故人が大切にしていた品や形見分けの品である可能性があるので、判断に迷った場合は一旦保管しておくことをおすすめします。


不用品の分別・処分

遺品整理での不用品は、適切に廃棄またはリサイクルする必要があります。

ゴミは各自治体の規定に従って処理して、まだ使用可能なアイテムについては、ネットオークションやフリマアプリでの販売、または寄付するのも一つの方法です。

また、不用品が大量にあるのであれば、不用品回収業者に依頼するのも検討しましょう。

さらに、遺品整理業者に依頼すれば、不用品の回収だけでなく遺品整理もおこなってくれるので、多忙な方や遺品の量が多い方におすすめです。


掃除

遺品整理が終わった後には、掃除機をかけたり、雑巾で拭いたりするなどの掃除をおこないましょう。

例えば、賃貸物件では退去時に原状回復し入居時と同じ状態に戻すことが求められるので、掃除は非常に重要になります。

一方で、持ち家の場合でも、しっかりと掃除をすることで家の美観を保ち、資産価値を維持することにもつながります。

具体的に、遺品整理後に掃除を効率よく行うためのポイントは、部屋の高い位置や奥から始めるようにしましょう。

ホコリは上から下に落ちるため、高い場所から掃除すると効率的におこなうことができます。


遺品整理をスムーズに進めるためのコツ

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遺品整理をスムーズに進めるためのコツについては、以下があります。


  • 大事なものは事前に保管しておく

  • 人手を集める


それぞれのコツについて解説していきます。


大事なものは事前に保管しておく

遺品整理をスムーズに進めるコツとして、遺言書や通帳、貴重品などの重要なものは、あらかじめ分けて安全に保管しておきましょう。

大事なものを事前に保管しておくことによって、効率よく整理することができるのはもちろん、大事なものが他の物と混ざってしまい捨ててしまうリスクも防ぐことができます。

実際に、遺品整理中は、確認するものが多くなってしまい、重要なものを捨ててしまうトラブルが発生しやすいのも事実です。

作業中は、書類の間や衣類のポケットなど、細かな場所もしっかりと確認するようにしましょう。


人手を集める

複数の人手を集めることで、遺品整理をスムーズに進めることにもつながります。

遺品整理には多くの時間と労力がかかってしまうので、人手が多いと、作業を分担することで一人一人の負担を軽減し、効率よく進めることができます。

また、多くの人が関与することで、重要な書類や貴重品の見落としを防ぐことができるメリットも挙げられます。

具体的に、複数人で遺品整理をおこなう場合には、以下のように作業を分担することで、さらにスムーズに遺品整理をおこなうことが可能です。


  • 書類の整理

  • 衣類の整理

  • 貴重品の確認


このように、遺品整理は大変な作業ですが、複数の人手を集めて効率よく進めることで、その負担を軽減できます。


整理した遺品の処分方法

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整理した遺品の処分方法については、以下があります。


  • 供養する

  • 寄付する

  • 回収業者に依頼する

  • 売却する


それぞれの処分方法について解説していきます。


供養する

整理した遺品の処分をすることを決めたとしても、亡くなってしまった方の愛用品であれば、供養するようにしましょう。

遺品供養とは、大切な方が生前に使用していた物品を適切に処理し、その魂を安らかにするための行為です。

実際に、遺品供養は、残された家族や友人が心の整理をするための大切なプロセスといえます。

また、亡くなった方の愛用品を供養することで、喪失感や悲しみを和らげる効果も期待できます。

このように、遺品を処分する際に、少しでも心残りがある場合は、お焚き上げを検討することをおすすめします。


寄付する

遺品を寄付することは、故人の遺志を尊重し、他の人々の役に立つという意味で非常に有意義な行為といえます。

寄付を受け入れている施設によって異なりますが、以下の種類の品物が寄付の対象となります。


  • 衣類

  • 家具

  • 家電

  • 介護用品

  • 書籍

  • おもちゃ


寄付する前には、品物が使用可能であるか確認し、必要に応じてクリーニングや修理をおこないましょう。


回収業者に依頼する

遺品整理を専門業者に依頼することで、時間と労力を大幅に減らすことにもつながります。

業者によっては不要品の買取サービスを提供している場合があり、処分費用の一部を相殺できるメリットが挙げられます。

回収業者を利用してしまうと、費用がかかってしまうデメリットがありますが、時間に余裕がない場合や、精神的・肉体的な負担を軽減したい場合は、回収業者の利用を検討してみましょう。


売却する

整理した遺品の処分方法として、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用して、売却する方法があります。

不要な遺品を売却することで、追加の収入を得ることができるメリットがあります。

実際に、希少価値のあるコレクション品やアンティーク品などは、市場価値が高いケースもあります。

査定額は買取業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。


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Polletとは、買取カテゴリは60種類以上で、使わないけど捨てづらいものなどを買取してもらうことができるサービスです。

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スピーディーな買取が可能なので、できるだけ早く買取をしてもらいたいという方にもおすすめです。

また、買取箱や配送、査定など全て無料なので、気軽に利用することが可能です。


遺品整理を自分でおこなう際のトラブル事例

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遺品整理を自分でおこなう際のトラブル事例を把握しておくことで、トラブルを予防することにもつながります。

具体的に、遺品整理を自分でおこなう際のトラブル事例については、以下があります。


  • 不用品が多い

  • 大事なものを処分してしまった

  • 電気や水道が使えない

  • ゴミ収集日を間違えてしまった


それぞれのトラブル事例について解説していきます。


不用品が多い

遺品整理を自分でおこなう際のトラブル事例として、予想以上に不用品が多く、それを整理するのに時間がかかってしまうケースがあります。

実際に、亡くなった方が実家に住んでいた場合だと、子供のアルバムや衣類、おもちゃなどが思ったよりも多く見つかることがあります。

一人暮らしの場合でも、クローゼットや押入れに遺品が隠れているケースも考えられます。

そのため、不用品が多いことを予想して、遺品整理のスケジュールに余裕を持ったり、人手を確保することが重要です。


大事なものを処分してしまった

自分で遺品整理をおこなう場合には、形見分けの品や重要な書類、貴重品を誤って処分してしまうケースもあります。

再発行可能な契約書類であれば問題ありませんが、形見分けの品や売却可能な貴重品を誤って処分してしまうと、後で取り返しがつかない事態になってしまう可能性があるので、注意が必要です。

遺品整理の際には、残すものと処分するものを明確にし、細心の注意を払って遺品整理をするようにしましょう。

あらかじめ、残しておくものはリストにまとめたり、目立つ場所に保管するなどして、誤って処分するリスクを減らしましょう。


電気や水道が使えない

遺品整理をおこなう際に、電気や水道が使えない状態になっており、遺品整理がスムーズにできないケースが挙げられます。

空き家の光熱費を節約するために、電気や水道の開通を止めてしまうと、遺品整理には時間がかかることがありますから、電気と水道はそのままにしておきましょう。

このように、遺品整理をスムーズにおこない、短期間で終わらせるためにも、電気と水道は開通させたままにしておくことをおすすめします。


遺品整理をスムーズにおこなうためにあらかじめ準備しよう!

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今回は、遺品整理を自分でおこなう方法や整理した遺品の処分方法を紹介しました。

遺品整理を自分でおこなう方法については、以下があります。


  • スケジュールを決める

  • 親族や相続人に知らせる

  • 遺品整理に必要なものを準備する

  • 遺品の仕分け

  • 不用品の分別・処分

  • 掃除


また、遺品整理を自分でおこなう際のトラブル事例を把握しておくことで、トラブルを予防することにもつながります。

今回の記事を参考にして、遺品整理をスムーズにおこないましょう。

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